あなたは脱毛器の使い方に関してこのような疑問を持っていませんか?
- 効果がある使い方は?
- 脱毛器を使う前はどんな準備が必要?
そこで今回は、脱毛器を使う前に必要な準備、脱毛効果を高める正しい使い方、アフターケアのポイントなど詳しく紹介します。
正しく使用しても脱毛効果を感じられない時にチェックしたいポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.脱毛前に必要な準備
脱毛前は、次の2点を準備しておきましょう。
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脱毛前に必要な準備
- 脱毛スケジュールを作成する
- 脱毛する前日までにシェービングを済ませる
それぞれの内容については、これから紹介していきます。
1-1.脱毛スケジュールを作成する
脱毛器が届いたら、最初に照射日や照射範囲など「脱毛スケジュール」を作成しましょう。
脱毛スケジュールを作成する際に抑えておきたいポイントはこちらです。
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脱毛スケジュールを作成する際のポイント
- 脱毛のペースは2週間に1回
- 生理日前後の照射は避ける
- 温泉やプールの予定前は照射を避ける
生理日前後は、ホルモンバランスの関係で肌が敏感になってしまいます。
敏感肌になると、脱毛の際に痛みを感じやすくなり、適切な出力レベルで照射できない可能性があるのです。
そのため、生理日前後の脱毛は避けるようにしましょう。
1-2.脱毛する前日までにシェービングを済ませる
脱毛器を使う前日までに自己処理を済ませておきましょう。
自己処理を済ませておくと、以下のようなメリットを得られます。
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脱毛前に自己処理を済ませることで得られるメリット
- 脱毛効果がアップする
- やけどや痛みを防げる
ムダ毛を短く処理しておくと光の熱が毛根に伝わりやすくなり、脱毛効果を高めることができます。
また、自己処理をしておくと、光がムダ毛に集中して発生するやけどや痛みを防ぐことができるのです。
しかし、きちんとシェービングを行っても、脱毛器の種類によっては痛みを感じる可能性があります。
そのため、痛みが苦手な人は、痛みを軽減できる脱毛器を選びましょう。
2.脱毛効果を高める!脱毛器の正しい使い方
脱毛効果を実感するためには、脱毛器を正しく使うことが大切です。
現在では、様々な家庭用脱毛器が販売されています。
その中でも、特におすすめなのはケノンです。
ケノンのおすすめポイントをまとめました。
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ケノンがおすすめの理由
- ランニングコストが安い
- 照射範囲が広いからお手入れしやすい
- 出力レベルが幅広い
ケノンは照射範囲が広いので、ひじ上やひざ下など広範囲の部位を脱毛するのに適しています。
では、実際にケノンを使いながら脱毛器の正しい使用方法や手順を紹介します。
家庭用脱毛器(ケノン)の正しい使い方
1.照射する部分を洗浄する
日焼け止めや保湿クリームなどを石鹸で洗い流します。
2.電源コードを接続する
3.カートリッジを装着する
ケノンは脱毛用の白いカートリッジを装着します。
4.電源を入れて照射レベルを調節し、連続ショットやショットモードを設定する
左端の「▲▼」ボタンで照射レベルを調整します。
最初は低レベルから始めて、肌の状態を見ながら徐々にレベルを上げるようにしましょう。
連続ショット(1回~3回)やショットモード(自動or手動)も設定します。
5.照射部分を保冷剤で冷やす
6.照射する
照射口を肌に水平に当て、重ならないように照射していきます。
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照射範囲が重ならないようにする方法
- ハイライト用の白いパウダーで印をつけておく
- 脱毛器を押し当てて型をつける
一度照射した後ボタンを長押しすると連続でお手入れできます。
例えば6回照射したい時は、6回ショットが完了するまでボタンを押し続けてください。
7.冷却と保湿を行う
照射した部分を保冷剤で約10秒間冷却します。
冷却後は、クリームなどでしっかりと保湿しましょう。
3.脱毛後のアフターケアのポイント
脱毛後にアフターケアを行う際は以下の3点に注意しましょう。
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脱毛後のアフターケアの注意点
- お風呂は避けてシャワーで済ませる
- 日焼けをしない
- 赤みがひかない時は軟膏を使ってケアする
それぞれの内容については以下で詳しく紹介していきます。
3-1.お風呂は避けてシャワーで済ませる
脱毛後24時間以内の入浴がおすすめできない理由は次の2つです。
- お湯に浸かると肌の乾燥が悪化する
- お風呂の雑菌が毛穴に入りやすい
脱毛後の肌は、肌内部の温度が上昇し、水分が蒸発して乾燥しやすい状態です。
お風呂に浸かると、皮脂や角層細胞間脂質など肌本来の保湿物質が流れてしまうので、乾燥を悪化させてしまいます。
そのため、脱毛後はお風呂に浸からないようにしましょう。
3-2.日焼けに注意する
脱毛後の肌は、光の熱のダメージで敏感になっています。
肌が敏感な状態で日焼けをすると、やけどや赤みなど肌トラブルを起こす可能性があるのです。
また、脱毛中に日焼けをすると以下のような理由で脱毛効果を減少させてしまいます。
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日焼けをすると脱毛効果が減少する理由
- 次回脱毛しても、光の熱が毛根に届かない
- やけどのリスクが高く、出力を下げることがある
- 痛みを感じやすくなり、出力を上げられない
脱毛効果を減少させないためにも、お手入れ後は日焼け止めクリームや日傘などで紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
3-3.赤みがひかない時は軟膏を使ってケアする
しっかり保湿を行っても赤みがひかない時は、炎症を抑える軟膏を使って早めにケアしましょう。
脱毛後の赤みケアには、以下の軟膏がおすすめです。
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ステロイド剤の軟膏
- エマゼン軟膏
- ベトネベートN軟膏
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ステロイド剤が配合されていない軟膏
- フェミニーナ軟膏
- 森下仁丹 パンパス軟膏
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毛嚢炎におすすめの軟膏
- テラマイシン軟膏A
これらの軟膏は、すべて薬局で購入することができます。
薬剤師に症状を伝えて、肌質に合った薬を選んでもらいましょう。
4.正しく使っても効果を感じられない時にチェックしておきたいポイント
脱毛器を正しく使っていても、脱毛効果を実感できない時は次の3点を確認してみましょう。
- 照射口が汚れていないか
- 保冷剤の水分が肌に残っていないか
- 肌質や毛質に合った脱毛器を選べているか
それぞれのチェックポイントについては、以下で詳しく紹介します。
4-1.照射口が汚れていないか
照射口が汚れていると肌全体に光が当たらず、照射漏れしてしまう可能性があります。
そのため、照射口に肌の汚れや油分が付着していないか確認しておきましょう。
汚れが気になる時は除菌シートを使うと簡単に汚れを落とすことができます。
4-2.保冷剤の水分が肌に残っていないか
保冷剤で冷却した後、水分が肌に残っている場合があります。
水分が肌に残っていると、水が光の熱を吸収してしまいます。
すると、光の熱が毛根に伝わらず脱毛効果を実感しづらくなるのです。
そのため、冷却後は水分をしっかりと拭き取りましょう。
4-3.肌質や毛質に合った脱毛器を選べているか
脱毛器が肌質や毛質に合っていないと、脱毛効果を実感できない可能性があります。
家庭用脱毛器の多くは光脱毛器とレーザー脱毛器です。
光脱毛器とレーザー脱毛器の効果や安全性などを比較してみました。
脱毛器の種類と効果比較
光脱毛器 | レーザー脱毛器 | |
---|---|---|
太い毛への効果 | あり | 高い |
産毛への効果 | 高い | 低め |
痛み | 弱い | 強い |
肌トラブル | 安全性高い | 肌トラブルに注意 |
美顔機能 | あり | なし |
光脱毛器は、産毛などの細い毛のお手入れに適しています。
レーザー脱毛器は、脇のムダ毛のように太くて濃い毛のお手入れに効果的です。
5.まとめ
今回は、脱毛前に必要な準備や脱毛器の正しい使い方などについて紹介しました。
脱毛器が届いたら、まずは照射日や照射部分など脱毛スケジュールを決めましょう。
正しい使い方をしているのに効果を実感できない時は、次の3点を再度確認してみてください。
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脱毛効果が実感できないときに確認するポイント
- 照射口が汚れていないか
- 保冷剤の水分が肌に残っていないか
- 肌質や毛質に合った脱毛器を選べているか
正しい使い方を理解して、少しでも早くツルツルの肌を目指しましょう。