こんばんは、元芸人のライター鯛です。

スーパーで100g約60円で購入できる鶏胸肉は一人暮らしに欠かせない食材の一つです。
しかし、悩ましいのが、どうしてもパサパサした食感に仕上がりがちなこと。

鶏胸肉をしっとり柔らかく仕上げる方法を調べたところ、「麺棒で叩きまくる」「低温調理器に入れて放置する」「塩麹に漬けて一晩置く」など手間がかかる物が多いです。
もちろん、手間をかければその分美味しく仕上げられますが、「仕事終わりに今すぐ食べたい!」という時に簡単に調理できる方法もあれば良いですよね。

そこで、今回紹介したいのが「ブライニング」調理法です。
ブライニング調理法を活用すれば、パサパサの鶏胸肉をたった10分で驚くほど柔らかい食感に仕上げることができます。

ブライニング調理法といっても、自宅にある材料だけでできるのでとても簡単です。
是非参考にしてみてください。

1.ブライニング調理法とは?

ブライニングとは、鶏肉やターキーといったお肉を柔らかくするためのヨーロッパ流の調理法です。
水100mlに対して塩・砂糖を5%ずつ溶かした「ブライン液」を作り、それを肉に揉み込むことで、パサパサの鶏胸肉でもしっとり柔らかく仕上げることができます。

そもそも、鶏胸肉が固くなってしまうのは、脂肪の量が少ないことが原因です。
脂肪は加熱しても縮みにくい性質がありますが、脂肪の量が少ない鶏胸肉はギュッと縮んでしまい、水分が押し出されてパサパサとした食感になってしまうのです。

鶏胸肉を柔らかい食感に仕上げるためには、水分を保つことが重要となります。
ブライン液には、鶏胸肉の保水効果を高める塩・砂糖が含まれています。

塩の作用 タンパク質を分解するため水分が入りやすくなる、加熱しても縮みにくくなる
砂糖の作用 入り込んだ水分の保水力をアップさせる

実際に、ブライニングを行うことで、水分量の損失は約15%削減されるといわれています。
ブライン液は、塩と砂糖だけで作れるので、特別な調味料は必要ありません。

2.鶏胸肉を柔らかく仕上げる「ブライニング」調理法

鶏胸肉を柔らかく仕上げるブライニング調理法について写真付きで詳しく紹介します。

必要な材料

・鶏胸肉 200g
・水 500ml
・塩 25g
・砂糖 25g

水100mlに対して塩・砂糖を5%ずつ溶かしてブライン液を作ります。
今回は水500mなので、塩・砂糖を25gずつ使用します。

ブライニング調理法で作る柔らか胸肉レシピ

1.フォークで穴を空ける。
鶏胸肉の両面にフォークを突き刺して穴を空けます。
こうすることで肉の繊維がちぎれ、水分・ブライン液が染み込みやすくなります。


たくさん空けても問題無いので、グサグサ刺していきましょう。

2.ジッパー付き袋に鶏胸肉・ブライン液を入れて揉み込む。
ジッパー付き袋に鶏胸肉・ブライン液を入れて空気を抜きます。
そして、鶏胸肉にブライン液を染み込ませるように約5分ほど揉み込みましょう。


時間に余裕がある方は、冷蔵庫で1時間以上寝かせるとさらにしっとりしますが、約5分揉み込むだけでも十分柔らかくなります。

これでブライニングは完了です!
ここからは、鶏胸肉をさらに柔らかく仕上げる調理法で料理を完成させます。

3.繊維の方向に沿って鶏胸肉を切る。
鶏胸肉には中央から葉っぱのように放射状に伸びる筋繊維があります。

この繊維が残っていると、パサパサとした食感に仕上がってしまうのです。
柔らかな食感に仕上げるためには、筋繊維と交差するように包丁を入れて、繊維を短く断ち切る必要があります。

具体的なカット方法は以下の通りです。
まず鶏胸肉の左半分(丸みのある部分)を切り落とし、右半分を上下にカットします。

そして、その向きのまま、左半分は横向きに、右半分は縦向きに包丁を入れてカットすればOKです。

鳥刺しみたいに柔らかそ〜。(※生では食べられません)

4.低温でじっくり火を通す。
タンパク質は58℃から固まり出し、60℃前後で凝固し、68度から水分が抜けていきます。
そのため、60~65℃の低温でじっくり加熱することで、水分が出るのを減らしてジューシーな食感に仕上げることができるのです。

冷たいままのフライパンに油を引いて、じっくり焼き上げます。

焼いている途中に、鶏肉から水分がでてきます。

これは「細胞外水分」と呼ばれ、臭いの元となってしまうため、キッチンペーパーで拭き取りましょう。

焼き具合を見てひっくり返し、ふわっと焼き上がれば完成!



お好みのソースをかけてお召し上がりください。

パサパサしがちな鶏胸肉がプリプリに柔らかい食感になって感動。
冷めると固まってしまうので、冷めない内にお召し上がりください。

3.まとめ

ブライニング調理法を活用することで、パサパサしがちな鶏胸肉を簡単に柔らかく仕上げることができます。
一晩置くといった手間が必要ないので、一人暮らしの方に特におすすめしたいです。

是非試してみてください!

この記事を書いた人

24歳、元芸人ライター

腐っても鯛です

 

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