毛抜きの使い方や脱毛効果に、こんな疑問を持っていませんか?
- 毛抜きで根元から毛を抜くにはどうすればいい?
- 痛みを感じずに毛抜きを使うコツってある?
- 毛抜きで抜き続けると生えてこなくなる?
この記事では、毛抜きで痛みを感じずに毛根からムダ毛を抜くコツを紹介します。
毛抜きの脱毛効果やメンテナンス方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.毛抜きが抜けない時の毛抜きの復活方法
毛抜きに問題があると、うまく毛を抜くことができません。
次のような場合は、毛抜きのメンテナンスから始めましょう。
- 買ったばかりの毛抜きなのにうまく抜けない
- 毛抜きがへたってきて抜けにくくなってきた
では抜けなくなった毛抜きの復活方法と原因を詳しく説明します。
1-1.毛抜きが抜けない原因
毛抜きが抜けないのは、「嚙み合わせが悪いこと」が原因です。
嚙み合わせが悪い毛抜きには、次のような特徴があります。
- 安くて質が悪い毛抜き
- 長年使い続けた毛抜き
安くて質が悪い毛抜きは、もともと嚙み合わせが悪いため、うまくムダ毛を挟むことができません。
一方、職人の手で1本1本仕上げられた高級な毛抜きは、嚙み合わせがしっかりしているため、使い心地も抜群です。
しかし長く使い続けていると、徐々に嚙み合わせが悪くなってくることもあります。
どちらの場合も毛抜きの嚙み合わせを治すと復活するので、買い替えずにメンテナンスを行いましょう。
1-2.毛抜きの噛み合わせを紙やすりで研いで修正
毛抜きの嚙み合わせは、紙やすり1枚で簡単に治すことができます。
まずは以下を参考に、自分に合う紙やすりを準備しましょう。
- 少し粗めに仕上げたい場合:耐水サンドペーパー♯240~400
- ツルツルに仕上げたい場合:耐水サンドペーパー♯1000
では毛抜きの噛み合わせを治す手順をまとめて紹介します。
- 紙やすりに水をつけて半分に折る
- 毛抜きでペーパーを挟む
- ②の状態で横方向に5回ほど動かして研ぐ
- 紙やすりに対して垂直に閉じた状態の毛抜きを当てる
- 毛抜きを数回動かしてバリ(かえり)を取る
毛抜きを閉じた状態で確認して、隙間が見えなくなったら完成です。
研ぐ回数は、仕上がりを見ながら調整しましょう。
また同じ方向に研ぐと、バリ(かえり)が出ることがあります。
毛抜きの嚙み合わせを治しても、うまく抜けない時は④⑤を行ってバリを取ってみてください。
毛抜きの研ぎ方がわかる動画
2.毛抜きを使った抜き方のコツ。根元から抜けて痛くない方法は?
毛抜きの使い方と抜き方のコツを、手順に沿って詳しく紹介します。
2-1.毛抜きや手、毛を抜く部位を消毒する
毛抜きや手、肌が汚れていると、毛穴に雑菌が入って毛嚢炎になってしまいます。
特にアンダーヘアは雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
毛抜きで処理する際は、患部をしっかり洗って除菌シートなどで消毒しておくようにしましょう。
2-2.肌を温めて毛穴を開く
肌を温めてから毛を抜くとメリットは次の2つです。
- 毛穴にかかる負担が軽減して痛みを感じにくくなる
- 力を入れずに根元からムダ毛が抜ける
蒸しタオルを肌にのせて1分ほど待つだけで、毛穴が開いて毛が抜けやすい状態になります。
電子レンジを使って、蒸しタオルを準備しておきましょう。
【蒸しタオルを電子レンジで作る方法】
- 45~50℃のお湯にタオルを浸す
- タオルを絞ってラップにくるむ
- 電子レンジに入れ500~600Wで30~60秒ほど加熱する
- 温め足りない時は20~30秒ずつ加熱する
2-3.毛抜きでムダ毛を抜く
痛みを感じずに根元から毛を抜くコツは次の3つです。
①2本の指で皮膚を押さえてピンと張る
皮膚がたるんでいると肌が引っ張られて、抜く時に痛みを感じてしまいます。
2本で肌を押さえて、皮膚がピンと張った状態でお手入れを行いましょう。
②毛抜きで毛の根本を挟む
毛先をつまんで引っ張ると、途中で毛が切れて根元が残ってしまいます。
毛抜きを使う際は、できるだけ根本を挟むようにしましょう。
③毛の流れに沿って1本ずつ抜く
何本もまとめて抜こうとすると、次のようなトラブルの原因になります。
- 皮膚が引っ張れて痛みを感じる
- 毛穴に負担がかかって肌トラブルが起こる
- 途中で毛が切れて根元から抜けない
毛の流れに逆らってムダ毛を抜くと、皮膚が引っ張られて痛みを感じやすくなります。
痛みを感じず根元から抜くためにも、毛の流れに沿って1本ずつゆっくり引き抜くようにしましょう。
毛抜きのコツをプロが解説している動画
3.毛抜きで毛を抜いた後のおすすめのアフターケア
毛抜きを使った後におすすめのアフターケアをまとめて紹介します。
- 肌を冷やして鎮静する
- 保湿ケアを行う
- 肌を刺激せず清潔に保つ
- 1週間が経過したらスクラブケアを行う
ではアフターケアのコツを手順に沿って詳しく説明します。
3-1.肌を冷やして鎮静する
毛抜きの後に肌を冷やす目的は次の2つです。
- 肌の炎症を抑える
- 開いた毛穴を引き締める
毛穴が開いたまま放置すると、雑菌が入って毛嚢炎になってしまうので、しっかり冷やして毛穴を引き締めておきましょう。
冷却は次のようなアイテムを使って行います。
- 冷たい化粧水を含ませたコットン
- 冷たいおしぼり
化粧水を使う場合は、アルコール不使用の肌にやさしいものを使うのがおすすめです。
刺激を最小限に抑えたいなら、水を含ませた冷たいおしぼりを利用しましょう。
3-2.保湿ケアを行う
毛抜きを使った後は肌が乾燥しやすい状態になっています。
肌トラブルを防ぐためにも、以下の手順でしっかり保湿ケアを行いましょう。
- 刺激にならない化粧水で肌を整える
- セラミド配合の美容液や乳液、クリームで保湿
- 乾燥を感じたらワセリンで肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ
化粧水は水分で構成せされているため、油分を補わなければ余計に肌が乾燥してしまいます。
肌の潤いをキープするためにも、化粧水で肌を整えた後はセラミド配合の美容液や乳液、クリームでお手入れを行いましょう。
3-3.肌を刺激せず清潔に保つ
毛を抜いた後は肌が敏感になっています。
肌が落ち着くまでは、次のような行為を避けるのがおすすめです。
- 毛を抜いた箇所を触る
- 湯船につかる
- 熱いお湯で洗う
- プールに入る
- 日焼けをする
毛を抜いた直後は、石鹸やボディソープが刺激になることもあります。
刺激を感じたら石鹸を使わず、ぬるめのシャワーでサッと洗い流して肌を清潔に保ちましょう。
3-4.1週間が経過したらスクラブケアを行う
毛抜きでムダ毛を抜くと、埋没毛ができやすくなります。
埋没毛になるまでの流れは以下の通りです。
↓
出血や毛穴の腫れで毛穴が塞がる
↓
ムダ毛が肌表面に出られなくなる
↓
毛が肌の内側で成長する
↓
埋没毛になる
スクラブで肌の角質を柔らかくしておけば、埋没毛を防ぐことができます。
毛抜きをしてから1週間が経過して肌が落ち着いたら、週1~2回のペースでスクラブケアを行いましょう。
毛抜きを使った後のアフターケア方法がわかる動画
4.毛抜きで抜くと脱毛効果はあるのか
毛抜きには脱毛効果がないため、抜き続けても生えてこなくなることはありません。
根元から毛を抜いても脱毛効果がでないのは、毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織は毛穴の奥に残るからです。
ムダ毛は毛母細胞が毛乳頭から栄養を受け取り、細胞分裂をすることで成長します。
そのため毛抜きを使っても、2~3週間ほどでまた毛が生えてきてしまいます。
「ムダ毛が生えてこなくなる」といった脱毛効果を実感したい人は、サロンやクリニックで脱毛を行いましょう。
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5.まとめ
毛抜きを使って、痛みを感じずに根元から毛を抜くコツは次の5つです。
- 手や毛抜き、毛を抜く部位を消毒しておく
- 肌を温めて毛穴を開いておく
- 2本の指で皮膚を押さえてピンと張る
- 毛抜きで毛の根本を挟む
- 毛の流れに沿って1本ずつ抜く
毛抜きを使えば手軽にムダ毛を処理できますが、脱毛効果がないため2週間ほどでまた生えてきてしまいます。
また毛穴に負担がかかって、埋没毛や毛嚢炎などの肌トラブルが起こるリスクもあります。
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