こんばんは、ライターの鯛です。

仕事で帰りが遅くなった時、カップ麺やスーパーの半額弁当で夕飯を済ました経験はありませんか?
カップ麺や半額弁当はチャチャッと食べられる反面、食べる頻度が増えると「太りそう」「体に悪そう」と不安に思いますよね。

そんな時におすすめしたいのが、山形名物「ひっぱりうどん」です。

具材を混ぜて作ったつけダレで茹でうどんを食べるだけなのでとにかく簡単です。
にも関わらず、EPAやDHAを豊富に含んだ「サバ缶」や5大栄養素を全て含んだ「納豆」、完全栄養食品とも呼ばれる「卵」など、栄養価の高い具材を使用しています。

ひっぱりうどんは「健康的なご飯をチャチャッと作りたい」という時におすすめです。
是非試してみてください。

1.「ひっぱりうどん」とは?

ひっぱりうどんは、主に山形県の内陸部で食べられる郷土料理です。
茹で上がったうどん(乾麺)を大勢で囲い、釜や鍋からひっぱり上げて、サバ缶や納豆で作ったタレで食べます。

ひっぱりうどんの「ひっぱり」の由来は、「釜からうどんを引っ張る」「納豆の糸を引く」から来ているといわれています。(諸説あり)

冬が厳しい山形県内陸部では乾麺や缶詰といった保存食や納豆などの発酵食品を常備しており、それらを混ぜ合わせ食べたのが、「ひっぱりうどん」の始まりと言われています。

ひっぱりうどんの食べ方は様々で、定番の鯖缶や納豆以外にも、ツナ缶やバター、チーズを入れるといった食べ方もあります。
バリエーションがとても豊富なので、2,3日続いても飽きが来ないのも残業帰りの夕飯にピッタリだと思います。

2.ひっぱりうどんのレシピ

レシピといっても、「麺を茹でてタレを作る」というだけなのでめちゃくちゃ簡単です。

特に難しいことはないのですが、より美味しく、そして手軽に作るためにはいくつかのポイントがあるので、写真付きで詳しく紹介したいと思います。

2-1.材料(1人前)

・うどん(乾麺) 100g
Aサバ缶(水煮でも味噌煮でも可) 1個
A納豆 1パック
A卵 1個
Aねぎ 適量
Aごま 適量
Bめんつゆ 50ml
B水 150ml

ひっぱりうどんは乾麺を茹でて食べるのが特徴なので、今回は乾麺を使用します。
とはいえ「乾麺なんて面倒臭い!」という方は、スーパーで30円前後で売られている茹でうどんを使用してもOKです。

また、本来は釜からうどんを引っ張り上げてつけダレに付けるスタイルですが、より簡単に食べれるようにぶっかけ風に仕上げたいと思います。

ちなみに使用するサバ缶は水煮でも味噌煮でもOKです。
今回はパッケージのかっこよさで思わずジャケ買いした「サバの醤油煮缶」を使用します。
水戸黄門の印籠みたいでかっこいい。

2-2.作り方

1.乾麺を茹でる。

乾麺を美味しく茹でるポイントは、「大量のお湯で茹でること」です。
乾麺100gに対して1.5Lのお湯で茹でることで、粉っぽく仕上がるのを防ぐことができます。

鍋に1.5Lの水を入れて沸騰させます。

沸騰したら乾麺を投入。

麺が対流することで程よい柔らかさに茹で上がるので、沸騰がおさまらないように火加減を調整してください。

2.具材をほぐす。

うどんを茹でている間に具材の準備をしておきます。
具材はお好みの物を使ってOKですが、今回はひっぱりうどんの王道である「サバ缶」と「納豆」を使います。

サバの缶詰を空けてほぐします。

ゴロッとした食感が好きな方は軽くほぐすだけでOKです。

納豆も混ぜておきましょう。

3.うどんに具材をぶっかければ完成!

うどんが茹で上がったら熱々の状態でお皿に盛り付けます。

後は先ほどほぐしたサバを乗せ、

納豆とネギも豪快に乗せ、

卵を落として、ゴマとめんつゆをぶっかければ完成!

熱々のうどんにサバ缶と納豆、卵が混ざってとてもマイルドに仕上がります。
辛いのが好きな方は一味、ラー油を少量入れても良いと思います。

また、うどんだけじゃなくてそうめんでも美味しく食べられるので、これからの季節に是非試してみてください!

3.まとめ

ひっぱりうどんはとにかく簡単に作れて栄養満点なので、まさに残業帰りの夕飯にピッタリです。
しかも、うどんに加えてサバ缶、納豆、卵などたくさんの具材を使っているのでボリューム満点。

ひっぱりうどんで不摂生な食生活を改善していきましょう!

この記事を書いた人

24歳、元芸人ライター

腐っても鯛です

 

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